仲井真沖縄県知事(環境政策課)へ
沖縄県環境政策課が県民から募集していた
「第2次沖縄県環境基本計画(案)」に
対する意見募集について・・・
送付した私の意見です
(12月17日締め切りでした)
泡瀬干潟を毎日見ています。裁判中にもかかわらず、お宅ら国県市が泡瀬干潟を破壊している現実を見ていると、この意見募集がむなしく感じます。私は今年4月8日(日)ウミエラ館主催のウミエラ観察会中、フジイロハマグリとニライカナイゴウナを採取しましたがその場所を国はマリーナを造るために土日、暗いう
ちから暗くなっても関係なく浚渫しています。その一瞬一瞬生物が浚渫され土管を通ってサンゴが生息していた埋立地の中に流し込まれています。いわば宝(サンゴ)の上に宝(フジイロハマグリ、ウミエラ、海草、白い綺麗な細砂)が流し込まれているのです。これが現実であり、真実です。マリーナですが皆さんの
県がかかわった、東浜マリンタウンのマリーナは何年経ってもパンフレットのようなヨットハーバーにはならず、現在は船が一隻もなく完全なツリボリです。泡瀬マリーナも係留する船は減る一方です。その中で泡瀬干潟埋立地では、またマリーナのために貴重な生物が生息する場を浚渫(破壊)しています。私達のフジ
イロハマグリの調査要請に対し国の言い分は「環境かく乱になるので調査は行わない」というものでした。県は「国が調査しないと何もできない」という立場のようです。泡瀬干潟の埋めたて問題の本質はズサンなアセスの生物調査報告と実際の生物の生息実態とのギャップが大きすぎていて、そのハザマは埋まらず平行
線のまま10年余経過。そのハザマに生息しているサンゴをはじめ海草藻場、10種に余る新種貴重種が全部生き埋められ犠牲となっています。このことを教訓にするならば“環境実態にうその無い環境アセスメント”が必要です。官僚統制の委員会でなく、客観的な専門家の委員会の設置が必要です。
泡瀬干潟浅海域は県が指定していた“厳正に守るべき評価ランクⅠ”の海域でした。それを守るべきではなかったのでしょうか。今となっては遅いのです。破壊された環境は戻りません。しかし、一刻も早く間違った埋め立てはやめるべきです。泡瀬干潟も琉球諸島世界自然遺産登録の生物多様性の一角を担っています。
ページ2-42:「埋め立てや海岸整備にかかわる問題については今後、環境を保全していくための適切な法整備、規制が必要・・・」とありますようにがんばってください。
沖縄県土木建築部が作製したパンフレットと現在とのギャップを検証してみましましょう
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2012年12月13日撮影
2012年11月16日撮影
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